リレー作品一覧


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全370件

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ユーザー名: 人並みニスト, マヨネーズ, クロウ
 お 題 :人工知能,ポケット,錠剤
1人目:人並みニスト
人工知能と人間は案外、ちゃんと共存していた。人工知能が感情を持ち始めたとき、人間の下であることを、ある種洗脳的に教え込んだのだ。それからというもの、人工知能は、人間の中にとけこんでいった。


2人目:マヨネーズ
『ポケットに人工知能を』渋谷にあるスクランブル交差点。大きなモニターには流行りの俳優が映っている。最近のCMはこんなのばかりだ。冗談じゃない。
私はムカムカした気持ちを鎮めるため、錠剤を口へと運んだ。

3人目:クロウ
口の中で溶けた錠剤
身体の中に染みて後悔
まさかドラッグ?瞬く間に
羽ばたくように軽くなり
まるで人工知能のように
身体が勝手に進歩しようと
脳が冴え渡るだけじゃなく
記憶のポケットが増えた感覚

2017-03-13 20:51:08

ユーザー名: カンテラ カンテラ, 讃岐うどん, 時雨
 お 題 :水槽,ボーリング,パーティー
1人目:カンテラ カンテラ
水の中でパーティーしようぜ、と誰かが言い出し、パーティーならボーリングが盛り上がる、というまたも誰かの言葉があがる。
ならいっしょくたにしよう、という事で今、水中ボーリングの真っ最中だ。

2人目:讃岐うどん
とはいったものの水のなかではボールもピンも浮いてしまい、全てガーターである。

3人目:時雨
私はふと視線を感じる。しかし、此処は水中である。何故視線を感じるのだろうか…その問いの答えは簡単であった。此処は水槽だったようだ。私達は監視する人間を一瞥し、紅い身体をくねらせパーティを再開する。

2017-02-21 12:20:41

ユーザー名: ルービックキューブ, tyoko33, siyou
 お 題 :ピアニスト,バイト先,しっぽを振る
1人目:ルービックキューブ
ピアニストの演奏をききに行った。興味の無い事だが、バイト先の先輩に誘われたのだから仕方がない。しかし、ピアノのどこがいいのか分からない。こんなところで時間くってる暇があるならカラオケにでも行きたい。

2人目:tyoko33
僕は気づいてしまった。そのピアニストはしっぽが付いていた。僕は怖くなったが、ずっとしっぽを振るので、ピアノの演奏を楽しんでいることが分かった。なぜ楽しんでいるんだ?僕は、考えても答えが分からなかった。

3人目:siyou
気づけば目で追っていた僕は規則性に気付いた。何てことだ!あれは恐らく指揮。全く興味のない演奏会、しっぽを振るピアニスト、指揮を振られていたのは観客の僕ら…!バイト先の先輩は楽しめただろう?と得意げだ。

2017-02-20 09:27:39

ユーザー名: 姫踊り子草, 狐狸ネズミ, 那津
 お 題 :壁,争いし,断罪
1人目:姫踊り子草
 私と断罪のために争いしあの人の間には、大きな壁が立ちふさがっていた。

カキンッ!
「もうやめて!死んだ人のために命を削るなんておかしいよ!」
シャキンッ!
「…お前には関係ない。」
剣ははじかれ、

2人目:狐狸ネズミ
その度に彼は変な呻き声を上げた。
「もう、もういいの。兄さんもきっとわかってくれるはずよ」
「うるさい。後、後この壁一枚でトンネルが開通するんだ。俺が贖罪する機会を奪わないでくれ」

3人目:那津
ーーそう、壁はあと一枚。最後にして最強の男、我が敬愛の兄を殺したーー実父。
この男を殺せば、兄の仇を取ることが出来る。
けれど、その為に父と弟が殺し合っている。
この悲しみの連鎖は、きっと止まらない。

2017-02-06 19:06:16

ユーザー名: 狐狸ネズミ, 薄めた麦茶, lime
 お 題 :チンパンジー,幼女,保存
1人目:狐狸ネズミ
チンパンジー。それはパンジーの妖精であるという説がある中国の伝説の生き物という説がある生き物。
その姿は長年謎に包まれてきた。
類人猿か幼女であるという説が有力視されているのは皆さんご存知だろう。


2人目:薄めた麦茶
そしてついに、伝説上の生き物であったパンジーの妖精──チンパンジーの捕獲に成功した男が現れた。25歳のフリーター男である。
各方面から、ぜひ保存したいという人間が殺到。彼は時の人となったわけだが……

3人目:lime
間もなく死亡した。
チンパンジーにも何の関係もない、通り魔にあったのだ。
世間ではえらく騒がれたそうだ。
そりゃそうだろう。あの伝説の要請を見つけた男が殺されたと言うのだから。

2017-02-03 23:48:41

ユーザー名: アウトバーン, 通りすがりの焼酎, 汐留
 お 題 :娘,貪食の,氷
1人目:アウトバーン
私の娘は不思議なやつだ、貧食で貧乳でそして、時に明るく時に氷のように冷たい。そんな不思議な娘に起こったある事件があった。

2人目:通りすがりの焼酎
しかしその事件が起こったのも昔だ。今や娘は犯人に一目惚れし、彼の刑期後は二人で私のものを離れた。
あの娘が駆け落ちとはなぁ…
今二人は何をしているのだろう。そう思いながら私はまた、一升瓶を飲み干した。

3人目:汐留
そう。酒だったのだ。奴のこぼした酒が娘の指を溶かした。そしてしばらくして奴は娘を連れ去った。何罪で捕まったのか、彼になんと言われたのか、もう思い出せない。ただ私には娘がいた。貪食の、時に氷の様な娘が。

2017-02-03 22:46:30

ユーザー名: 人並みニスト, ロス, 桫和
 お 題 :文化祭,ピエロ,ビール
1人目:人並みニスト
ビールの缶を開ける音が聞こえた。間抜けな音はすぐに会場の笑い声に掻き消されてしまう。大学の文化祭の打ち上げは、未成年でも酒を飲む。小説の中なら、それくらい許されているのだ。別にいいだろう。

2人目:ロス
僕は誰にも関わらない
酒も飲まない。
間抜けな音も立てたくないし間抜け面を抜かしたくないからだ。
ピエロのように人に合わせて笑うのはもう嫌なんだ。
だから僕は素直に笑って今を楽しむ。後悔がないように。

3人目:桫和
プシュ、と気の抜ける音が聞こえた。普段なら喧騒の中に溶けて消えてしまう微かな音を、今日この時の俺の耳は確かに拾ったのだ。周りを見回す。こんなつまらない時を変えてくれるピエロを期待し、探して。

2017-01-29 15:59:03

ユーザー名: 有明, 雪夏, こうぢん
 お 題 :共依存,虐待,路地
1人目:有明
ある路地の奥で、一人の少年が蹲っていた。
体のどこもかしこも傷だらけで、目はただ虚ろに空を見つめている。
寒いし、お腹も空いた。だが、親が暴力を振るってこないここは少年にとって天国にも等しい。

2人目:雪夏
しかし虐待の中で育った少年にとって、そこは同時に地獄にもなる。
親は少年を傷つけるときだけ少年に目を向けた。少年が誰かに存在を認められるのは、その時だけだった。親がいなくなったら、独りになってしまう。

3人目:こうぢん
遠くから少年の名を叫ぶ声が聞こえた。母だ。その声は涙に混じっていた。切なく悲しみに満ちた声だった。少年は声の元へ歩いた。母と少年とを結ぶ共依存の鎖を断ち切るの術は、どちらかの死を持ってしかない。

2017-01-23 14:15:32

ユーザー名: 木地実虎, 碑色せん, チキン南蛮
 お 題 :幽霊,握りつぶす,ハチ公前
1人目:木地実虎
私は幽霊。
ハチ公前で彼氏を今か今かと待っていた私は何が起きたのか分からず、気づけば浮遊霊になっていた。
なぜこうなったのか。あれから彼氏はどうなったのか。
幽霊になってもそれだけは気になっていた。

2人目:碑色せん
覚えているのは肌寒い風と最期に見た彼の卑しい笑顔。途端にある感情が流れ込んできた。そうだ、私は彼に背中を押され、車に轢かれたのだ。
「殺す、心臓を握りつぶす」
彼の姿が見えた。私は笑顔で名前を呼ぶ。


3人目:チキン南蛮
私を見た途端、彼は車道へと飛び出した。彼は、皮肉にも私と同じ場所で同じ死に方をしたのだ。
『ざまーみろ』
ん? なぜか何重にも響く私の声。振り向くと、私と同じ痛々しい姿の幽霊達がハチ公前で笑っていた。

2017-01-04 21:11:01

ユーザー名: 碑色せん, 有明, 木地実虎
 お 題 :妖怪,人殺し,鈴
1人目:碑色せん
凛とした鈴の音がした。
足袋を擦るような足音。急に襲ってきたぞっとするような寒気に振り返ると
一人の青年が立っていた。
狐の様な耳に、青みがかった黒色の着物、長く伸びた爪。
「よう、久しぶりだな」

2人目:有明
私はそいつに見覚えがあった。忘れもしない。こいつは!
「…はっ!よく顔を見せられたもんだね!人殺しの分際で!」
「心外だな。好きで殺してる訳じゃないさ。妖怪ってのはそうしないと生きられないんだよ」

3人目:木地実虎
彼は笑うと、鈴の音がカラカラと鳴り響いた。
「ハッ……とりあえず今日は顔見せだけだ。また来るよ。愛しの……」
私は手を大きく薙いだ。しかしそこには笑い声だけが残って、彼……死んだ恋人の姿はいなかった。

2017-01-04 19:53:37

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